今回は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」6話の感想を書いていこうと思います。
途中からネタバレありです。
最終話、最高でした!!
何箇所かは泣くほど、かっこよかったです!
1話ずっとクライマックスかのような緊張感で、一瞬で終わった感じがしました。
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はMCUの中でも、トップクラスに好きな作品になりました。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】基本情報
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は3/19から、毎週金曜日に、ディズニープラス(Disney+)にて独占配信される作品です。全6話。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】あらすじ
舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?
© 2021 Disney
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話(6話)感想
自分は日本語吹き替えと日本語字幕の2回見ました。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話(6話)感想(ネタバレなし)
ネタバレなしの全体の感想としては
最高でした!!!!!!!
て感じです。
最終話は、5話とはまた違って、戦闘シーンが多くありました。
それぞれの戦いが、一度やったものとは違う意味合いを持っていましたね。
この物語はアメリカ、特に黒人差別、断絶について多く取り上げていましたが、自分にとっても共通する部分はあると感じました。
そこも含めて、この「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」はすごく好きな作品になりました!
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】最終話(6話)感想(ネタバレあり)
それぞれの話が並行して進むので、できるだけまとめて書いています。
フラッグスマッシャーズ動き出す
カーリたちはNYのGRCの会議場で行われる採決を阻止し、自分たちの大義を為すための準備をしています。
そのころ、フラッグスマッシャーズたちによって採決を中断された会議場は混乱に包まれていました。そこに集まるサム、バッキー、シャロン。
サムの姿を確認したカーリは作戦を実行にうつします。
この嵐の前の静けさの感じは好きですね。カーリがサムとバッキーが来るのを見越して作戦をたてているのも良かったです。
バトロック、そして、ヘリとの攻防再び
会議場にガスがまかれ、車とヘリで避難するGRCの重役たち。そこにフラッグスマッシャーズの1人が現れますが、新しいスーツでかけつけたサムが倒します。
サムはカーリの思惑に気づき、そのことを伝えようとしますが、バトロックによって阻止されます。
新しいスーツのサム、盾を使って窓を割って入ってくるのがかっこよかったですね。キャプテンアメリカとしてのスーツはまた、展示とかで細かく見たいですね。
バトロックとの戦闘中、重役たちが乗ったヘリが飛び立つことをシャロンから聞きます。サムは盾を使った攻撃でバトロックをひるませて、ヘリを追うため、窓から飛び立ちます。
バトロックとの対峙しての戦闘シーンは「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を思い出しますね。ここは盾と翼のジェットを使った新しい戦闘スタイルが見れて、すごく良かったです。
やはり、ヘリはフラッグスマッシャーズに乗っ取られていました。追いかけるサムですが、相手も逃げるために様々な攻撃をしてきます。少し手間取りながらも全員無傷で助けます。
このヘリとの鬼ごっこのシーンはこのドラマの1話と似た状況にしていましたね。でも、乗客の多さ(1話のように1人だけ助けることができない)、夜の時間帯など、ちゃんと違うものになっていました。夜なので、少し見にくい部分もありましたが、逆にサムの翼の光などが映えていましたね。
ヴィブラニウムの盾と翼、新しいレッドウィングとのコンビネーションは新しいキャプテンアメリカとしてのたくましさを感じましたよね。
(特に、ヘリから人を助けて、道路から飛び立つシーンの翼の力をためる感じが好きです)
バッキー追う
重役たちが乗った2台の車は扉部分が開かないよう細工され、道の途中のバリケードによって止められます。フラッグスマッシャーズは重役たちを人質にするため、車を奪おうとしますが、そこに車を追いかけていたバッキーが到着します。
バッキーの邪魔が入り、カーリは1台の車を燃やすことで囮とし、時間を作ろうとします。
バッキーとバイクの組み合わせはやっぱりかっこいいですね。
カーリは人質すら殺そうとしていて、他のメンバーも不信感を持っていたのは納得でした。
車に近づいたバッキーは扉部分を開け、みんなを救出します。その後、フラッグススマッシャーズとの戦闘になり、工事現場に落ちてしまいます。
ここでバッキーが人助けをし、お礼を言われているシーンが心象的でした。こうやって、人助けしているバッキーは珍しいですよね。
ジョン・ウォーカー
バッキーへの囮として車を燃やしたカーリはもう一台の車をもって逃げようとします。しかし、そこにキャプテンアメリカの格好をし、盾を持ったジョン・ウォーカーが現れます。ジョンはフラッグスマッシャーズの超人兵士と戦い、倒していきます。
ジョン・ウォーカーがキャプテンアメリカの格好をしていたのには驚きました。でも、盾の裏を見れば、急造なのが分かりますね。盾の裏にはった勲章を見ていた部分も印象的でした。
カーリと一騎打ちになりますが、その中で一撃をくらい、倒れてしまいます。カーリはその間に人質の持った車を工事現場に落とそうとします。起き上がったジョンは、カーリではなく、落ちそうになっている車の方に行き、引き上げようとします。しかし、邪魔をしてきた超人兵士たちとジョンは落ちてしまいます。
ここのシーンはすごく熱くなりました!
レマーの復讐相手のカーリではなく、盾を捨ててまでも、助けようとするシーンはジョンのヒーロー部分が見れました!
ジョン・ウォーカーは出てきた時から、好きだったのでこうやって、最後には復讐から、人助けのほうに戻ってきてくれて嬉しかったです。
ヒーローはピンチにこそやってくる
落ちそうになる車でしたが、そこサムが間に合い、レッドウィングと共に車をあげ、人質たちを助けます。工事現場に降りたサムはカーリと対峙しますが、バトロックの助けによって、カーリたちは逃げます。
このタイミングでやってくるヒーローはかっこいいに決まってます!
特に落ちそうになっている車から、サムの方へのカメラワークで、背中の盾が映る部分が良かったです。
助けた後の見ていた人の「さすが、ブラック・ファルコンだ!」「いいや、キャプテン・アメリカだよ」の会話も良かったです。
決着
逃げたカーリはシャロン、そして、バトロックと対峙します。
ここでシャロンがパワーブローカーであること、シャロンは世界への復讐、カーリは変革、大義をなしたいと考えていることが分かります。
バトロックに正体をばらすと脅されたシャロンはバトロックを撃ち殺し、シャロンはカーリによって腹部を撃たれます。
シャロンがパワーブローカーだったのは驚きでした!いわれてみれば、怪しい動きをしていましたね。
ペギー・カーターの姪だったのでこの事件の黒幕だったとは思いもよらなかったです。
その上、世界への復讐を考えていて、バトロックなどの犯罪者を使っているのも驚きでした。
銃声を聞いたサムは、カーリたちの所に向かいます。再度シャロンを撃とうとしているカーリを見つけ、止めに入ります。カーリとサムの戦闘になりますが、サムは反撃しません。それに苛立つカーリ。カーリはサムに銃を向けますが、シャロンに撃たれてしまいます。
超人血清を打ったカーリと反撃をしないサム。この2人は似た部分、悩みをもっていました。ここの戦闘は見ていて、つらい部分もありました。
この2人での戦いになるとカーリは、敵としていた権力者と同じように、サムのことを力で従わせようとしていて、ここからもカーリの暴走はもう自分では止められないのだなと感じました。
相手を知ろうとすること
亡くなったカーリを抱えて、降り立つサム。
助けられたGRCの重役たちはお礼を言い、難民の強制移動を進めようとします。
サムは変わらないGRCの態度に苦言を呈します。そして、世界中に語りかけます。
ここの会話(演説)のシーンはすごく考えさせられました。
ここはそれぞれの考えがあっていいと思うので、少しだけ自分の感じたことを書こうと思います。
自分はこのシーンを見て、他人事ではなく、自分にもすごく近いことだと思いました。
この複雑な世の中で、レッテルというのは使い勝手を良くて、それで敵味方を分けることも容易です。だから、みんなはそれを使ってしまいます。
そうではなく、相手にも歴史があることを知り、相手のことを理解しようとする。レッテルで見るのではなく、個人として人と向き合う。これは大変だけど大事なことだと思います。
声を挙げる者がいれば、それを聞く心も必要だと思いました。
エピローグ
他の超人兵士はジョンとバッキーにより捕らえられ、ラフトに護送するため、車に乗せられますが、ジモの執事によって、爆破されます。ジモはそのニュースを聞き、満足そうにベットで横になります。
超人兵士たちはまた、出てくるかもしれませんね。そうなるとジモもまた、出てきて欲しいですね。
ジョンはヴァルによって、新しい名前[USエージェント]が与えられ、自身の復活を喜びます。
新しい名前に喜んでいましたが、次出てくるときはまた、乱暴な感じになっている気がします(笑)。ヴァルはこれから、暗躍するキャラとして、色々な作品に出てきそうですね。
バッキーはナカシマのところに行き、自分の過去、罪について話します。
カウンセラーのもとにリストの全てに線が入った手帳とお礼が届いていました。
バッキーもこれで過去へのお詫びが終わり、前へ進むことができて良かったです。
サムはイザイアのもとに行き、見せたいものがあると言います。
記念館にイザイアのブースがつくられており、イザイアはサムに感謝のハグをします。
ここのシーンはアメリカを造ってきた黒人の人たちへの制作側からのメッセージなのだと思いました。
自分ももっと、歴史の中の差別について知る必要があると感じました。
シャロンはサムとの約束通り、罪の完全保免がされ、国の組織に戻ることに決めます。
しかし、シャロンは国に尽くすことは考えておらず、パワーブローカーとして顧客が広がることを喜んでいました。
この感じだとシャロンはまた、出てきますね。ヴィランとして出てこないことを願ってます(笑)。
最後に
今回は「キャプテンアメリカ&ウィンター・ソルジャー」最終話(6話)の感想を書いていきました。
「ワンダヴィジョン」に続いて、すごいクオリティの作品が供給され、本当にありがたいです。
メイキングドキュメンタリーも楽しみですね!
それでは
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