今回は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2話の感想を書いていこうと思います。
途中からネタバレありです。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】基本情報
「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は3/19から、毎週金曜日に、ディズニープラス(Disney+)にて独占配信される作品です。全6話。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】あらすじ
舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?
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【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】2話感想
自分は日本語吹き替えと日本語字幕の2回見ました。
ジョン・ウォーカーの声優が鈴木達央さんですね。少し不良っぽい役ならもってこいですね。
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】感想(ネタバレなし)
ネタバレなしの全体の感想としては
サムとバッキーのコンビ最高!
もっと見たい!
て感じです。
新しいキャプテンアメリカの登場や、サムとバッキ―の掛け合いも最高でした。その中で、指パッチンによって変わった世界、変わらない世界も描かれていてよかったです。戦闘シーンもちゃんとあって、映画と見間違えるほどのクオリティでした。
サムとバッキ―がここから、どう変わっていくのか楽しみです!
【ファルコン&ウィンター・ソルジャー】感想(ネタバレあり)
新しいキャプテンアメリカ/ジョン・ウォーカー
2話の始めはジョン・ウォーカー(=新しいキャプテンアメリカ)の母校への凱旋、テレビ番組のインタビューから始まります。このシーンは「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でスティーブが初めて、ダサいキャプテンアメリカの衣装を着て、ステージに立つ様子と似てましたね。
1話で感じた通り、ヒーローは人気稼業の側面が強くなってきていますね。サインを書いてファンサービス。テレビ番組に出てインタビュー。キャプテンアメリカのマークも少し変わっていましたね。「The Boys」のような世界にならないことを祈るばかりです(笑)。
ジョン・ウォーカーは自分的には好感が持てるキャラクターでした(2話時点)。みんなの前に出るのを緊張していたり、サムとバッキ―にも友好的に接していたのも良かったです。スティーブを手本にして、「皆に安心を与えるべく、仕事をしてきた」というのも嘘ではないでしょう。
でも、ジョン・ウォーカーはスティーブのキャプテンアメリカとは違うと感じました。ジョン・ウォーカーはアメリカを守るため軍に入り、アメリカのために生きてきました。だからこそ、あれだけの勲章をもらえているのでしょう。ならば、今の彼の盾で守られるのはアメリカ国民だけです。今のジョン・ウォーカーがキャプテンアメリカの盾を持つのにふさわしいかは甚だ疑問です。このあたりがどうなるか今後の展開に期待してます!
サムとバッキー トラックでの戦闘
新しいキャプテンアメリカのインタビュー番組を見たバッキ―はサムのもとを訪れます。
このあたりはサクサク進むのはいいですよね。この2人のやり取りが飛行機に乗る前から、降りて偵察するところまでずっと面白かったです!これが見たかったって感じです!
その後、サムとバッキ―はトラックの上での戦闘が始まります。途中でジョン・ウォーカーとその相棒ホスキンスも参戦してきます。超人兵士が8人おり、サムとジョン・ウォーカーはボコボコにされます。
トラックの上での戦闘と言ったら、やっぱり「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」を思い出しますよね。この辺りもサムとジョン・ウォーカーはスティーブのような強さにはまだまだな感じがします。
残されたものと復帰者
その後、トラックに乗った4人(サム、バッキ―、ジョン・ウォーカー、ホスキンス)はそれぞれ、情報交換をします。それによると、ジョン・ウォーカーたちは円滑な社会運営を目指すGRC(世界再定住評議会)のために戦っていました。GRCは復帰で難民になった人々の支援などをしています。つまり、ジョン・ウォーカーは[復帰者]側だということが分かります。そんな悪い奴じゃなさそうですね。
それとは打って変わって、フラッグスマッシャーズは[残されてた者]より[復帰者]が優遇されていることに不満があり、[残されてた者]の発言力を強くしたいようでした。一部の人にはロビンフットや自由の闘士などと呼ばれていて、人々の支援がそれなりにあり、かなり支持されているようですね。フラッグスマッシャーズ(特にカーリ)の過去はまだ全然明かされていないので、その部分も気になるところですね。
指パッチンは世界の人々を[残された者]と[復帰者]に分けました。これが、これからのMCUの世界でどれだけ影響があるかは楽しみな部分です。
黒人の超人兵士
ジョン・ウォーカーと別れたサムとバッキーは超人兵士の情報を求めて、イザイアのもとに訪れます。イザイアはバッキ―との会話の中で、「もう殺し屋はやめだなんて、そう簡単に決められるのか?(自分ではそんなことは決められない)」と言います。イザイアは戦争後、牢屋に30年間入れられ超人血清の成功者として研究されていました。イザイア役の人の体がすごくて、超人兵士だったという説得力もありましたね。
ここのシーンでは黒人差別の描写が多く出てきました。「ブラックファルコン」と呼ばれるサム、公表されていない黒人の超人兵士。さらには、黒人と白人が言い争っているだけでパトカーが止まり、サムの方にだけ身分証明書(ID)の提示を求められます。
最近ではブラック・ライヴズ・マターもあります。日本人にはあまりなじみがありませんが、こうやってドラマで描写されることで、黒人差別が根強いものなのだと感じますね。
サムとバッキーのカウンセリング
サムとバッキ―はカウンセリングを受けます。バッキ―はサムに「なぜ盾を手放したのか」を聞きます。「スティーブはお前を信じ、託した」とも言います。しかし、サムは寄贈したことを正しいと思っています。そのだらしない姿を見て、バッキ―は「(スティーブは)お前のことを買いかぶっていたのかもな。俺のことも」と言います。
サムはスティーブという道標を失いました。自分の行動、力に自信を持てなくなっており、自分の救える範囲を決め、自分で狭めてしまっているように感じました。
バッキ―はスティーブという自分の罪を一緒に背負ってくれる存在がいました。スティーブがいなくなったことで、罪の重さ、自分のしてきたことで押しつぶされそうになっているように感じました。
ジョン・ウォーカーの苛立ち
その後、サムたちはジョン・ウォーカーの誘いを断り、自分たちで動くことにします。ジョン・ウォーカーはサムとバッキーに苛立ちを覚えます。アベンジャーズを見てきて、チームに憧れがあるのでしょう。周りからは新しいキャプテンアメリカといわれ、期待はとてつもないことでしょう。でも、他のヒーロー達には全く認められません。そりゃ、あんなことも言うよと思いました。
スティーブをアメリカのキャプテンとしてみてきたジョン・ウォーカーと、キャプテンアメリカというヒーローとしてみてきたサムとバッキーでは食い違うのは当然です。この違いが今後、どうなるかも楽しみですね。
最後、超人兵士の情報を求めたサムとバッキ―は、ヒドラ、超人兵士に詳しいバロン・ジモのところに訪れることに決めます。
最後に
今回は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」2話の感想を書いていきました。
次はやっと、バロン・ジモの登場ですね。来週が楽しみです!
それでは
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